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滅入る仕事
カプラン・マイヤーという計算式を使う仕事がある。

そう、生存率の計算である。
術後患者さんがどれだけ生存したかという日数を追うもので、その日数が長ければその治療法は有効である(日数ばかりではないが)との評価を得られるのである。
しかしである。
生存率を計算するという作業は、裏を返せば亡くなった患者さんの数とその死因を解析する作業であって、それが原病死なのか他病死なのか(細かい時はもっと複雑な条件がある)、分けて数値を出さなくてはならない。
データ上での事とはいえ、一度に何人もの(場合によってはもっと多数)人の死に直面する時でもあり、この仕事をやっていて一番ヘコタレル時であり、感情移入し易い私は「この人の人生って...」と、つい思いを巡らせてしまうので、2~3回続けると本当に気が滅入ってしまう。
何せ横軸の単位が5年や10年というグラフを描く事は稀であって、大体は日数であるからQOLとか、生命の尊さというものを否応無しに感じてしまう。

難しい病気を抱えた患者さんが、いかに病気と闘ったかの記録がグラフだとは思いたくはない。

反面嬉しい時もある。
今から12年も前であろうか。
当時私は心臓疾患分野のデータベースを作っていた。
まぁ実際にはシステムチェックという名目で病院からお呼びが掛かり、Windowsなんちゃらをインストールせよとか、MOを繋げとかいう、所謂何でも屋でもあったが(爆)
そんな立場であったから、ウチのチームは手術室であろうが霊安室であろうが(これはパスしたけど)何処でも入れた。
ある日、手術室とガラス一枚隔てたオペレーション室でチェックを行っていると、急患が搬送されてきた。
どうやら虚血性疾患らしく、シーメンスのモニタには人工弁がパカパカと動いているのと、痩せた冠動脈が映し出されている。
暫くして大腿部から挿入されたカテーテルが心臓まで到達し、狭窄部にバルーン治療(PTCA)が施された。
固唾を呑んで見守っていたのだが治療は無事終了し、病室に戻る患者さんが嬉しそうに誰彼構わず視野に入った人に言っていた言葉が今でも忘れられない。
「ありがとうございます」を連呼していた。
私にさえも言葉をかけて頂いたが、思えばこの時の言葉が忘れられず医療分野に拘っているように思えてならない。

この言葉が無ければ、とっくにファンド分野に行っていた筈だ。
何が人生を決めてしまうのか、まだ良くわからない。

ロマンチストに製造されてしまったのだから仕方ないが(爆)
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コメント
この記事へのコメント
今晩は。
なにやら憧れの頭脳職業、敬服いたします。
PCも独学の心境お察しくだされ。
さて、私30歳半ばにて中型免許取得「クラブマン400」を乗りこなされてました。バイクに。(爆
現在は廃車にて手元にありませんが・・あ、そのうちスキャンで公開しよぅっと。
多趣味がボロボロとばれてきました。 
2005/01/12(水) 00:09:17 | URL | #79D/WHSg[ 編集]
桜さん、おはようございます!
東北地方は寒いですよね!?
秋田はもっと寒いってツッコミが聞こえそうですが(笑)
そうですか、中型にお乗りだったんですか。
女性で中型乗られる方、結構多いですよね。
私の知り合いにも何人か居ましたです。
私の中免時代はCBX400だったんですが、小僧さん達にシグナルグランプリを仕掛けられるのが嫌になってナナハンにしたんです。
400とはいえココでは書けない位のスピードになってしまいますから、危なくて危なくて。
しかもCBX400はブレーキが甘いし。
ナナハン時代は流石に無くなりましたが、1度だけベンツ560(多分AMG仕様)に張られた事が有りました。
この時は、その迫力に勝ちを譲りましたが、バイク相手に何考えてるやら...(呆)
コメント有難うございました。
2005/01/12(水) 06:58:36 | URL | Cyber #79D/WHSg[ 編集]
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